公式ドッジボールってなんだろう?
前回の続きです。
「そもそも公式ドッジボールってなんだろう?」
前回もお話ししましたが1チーム12人でするドッジボールです。
ルールは細かく規定があり多くの方が思い浮かべるドッジボールとはまるで違う競技のようです。
例えば試合を見ていて一番感じるのがキャッチをする姿ですね。内野の子たちが横一列に並んで後ろ向きに下がります。学校のドッジボールではみんなバラバラに四方八方に逃げてましたからぜんぜん違うぞ!と個人的に最初に思ったところです。
色々とルールが有るのですが、こんなルールなかった!と単純にびっくりしたものをご紹介します。
・キャッチしたボールは必ずキャッチした人が投げなければならない。
・内野同士、外野同士のパス禁止
・センターラインぎりぎりまでが外野エリアではない。(外野エリアせまい!)
※画像の赤ゾーンが外野エリアです。
「誰でもヒーローになれる!」
そんな想いから産まれたのが公式ドッジボールだそうです。
ですから、キャッチが出来なければ攻撃が出来ません。キャッチが得意である子もとても重要でアタックが上手い子だけがヒーロー、とはならないところが公式ドッジボールの面白いところです。
また、試合は1試合5分間で行われ、内野人数多い方が勝ちとなります。
5分は短いだろう。
そう思う方もいらっしゃると思いますが、この5分はほぼ動きっぱなしの5分間です。
内野の選手は相手サイドにボールが有る時はいつ攻撃が来ても良いように構えの姿勢(中腰)で後ろに下がりボールから目を離すことなくターンをして姿勢を崩さないように身構え続けます。ここでキャッチが決まれば反転攻撃の動きに切り替え素早くアタックか外野の仲間へとボールを投げわたす事になります。
そんなドッジボールで得た経験を活かして卒団生たちは様々なスポーツにチャレンジしています。
例えば、培われた瞬発力を活かしてバトミントン、培われた持久力を活かして陸上競技、投げるに特化したやり投げなどなど。
様々なスポーツの基礎が詰まった競技それもドッジボールの魅了ですね。
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